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宮城県農政部優良建設関連業務表彰を受けました

2019年11月08日

 さる10月9日、宮城県庁において「令和元年度宮城県農政部優良建設関連業務表彰及び優秀技術者表彰式」が行われ、地質調査部門で、弊社と管理技術者の後村和貴が表彰されました。
 表彰対象になった業務は、宮城県大河原地方振興事務所様発注の「柳田峠農道外地質調査業務」でした。
 弊社が宮城県の優良建設関連業務の表彰を受けるのは、一昨年以来となります。今後もさらなる技術の向上を図り、また表彰を受けられるよう社員一同頑張っていきたいと思います。また、管理技術者の後村が優秀技術者の表彰を受けましたが、これも社員および協力会社の皆様の現場における努力のたまものと考えております。改めて厚く御礼申し上げます。


忘れることについて(1)

2019年09月09日

  しばらく前のことになりますが、1月に河北新報社と東北地域づくり協会の共催した「復興を支えるインフラ整備」という講演会に行ってきました。その基調講演で日本河川協会の大西専務理事から次のようなお話がありました。
 「社会資本には逃れられない宿命がある。完成直後にはとても喜ばれるが、10年もたつと、前からあったよね、で終わってしまう。堤防やダム、水門などは機能不全になってもすぐに困るわけではなく、100年に1回、50年に1回といった確率論で作られているため、本当に機能を発揮し、必要とされる機会は少ない。すなわち忘れ去られる運命にある」
 そういうわけなので、治水事業の必要性をわかってもらうため、様々な取り組みが必要になる、といったお話でした。
 昨年の西日本豪雨は、毎年のように自然災害が起きている日本でも非常に広い範囲で被害が発生したという大きな意味を持った水害でした。広島県を中心とした土砂災害、岡山県倉敷市真備町での堤防の決壊による浸水、冠水被害、愛媛県肱川流域での氾濫などが大きな被害として注目されましたが、それ以外でも同時多発的に多くの地域で被害が起き、死者224名、行方不明者8名という平成最大の水害となりました。

             岡山県倉敷市真備町での浸水被害


 被害の大きさだけでなく注目されたのは、「過去に例がないほどの豪雨、命の危険がある大雨になる可能性が大きい」と気象庁が事前にアナウンスし、各自治体が避難勧告、指示を出しながら、実際に避難したのは約1割、実に9割の人が避難しなかったという事実です。(平成31年2月8日内閣府発表「平成30年7月豪雨を踏まえた避難に関する取組」より)
 また、真備町の浸水被害エリアは事前に公表されていたハザードマップとほぼ正確に一致していたことが知られています。これは他の被災地も同様ですが、真備町の住民を対象にした災害後のアンケート調査によると、75%の人はハザードマップの存在を知っていましたが、その内容を知っていた人は24%にとどまっています。また、洪水の可能性のある低地居住者の多くが洪水の危険性を認知していなかったという結果が示されています。そして非難しなかった理由として、27%の人が「2階に逃げれば大丈夫だと思った」、33%の人が「これまで災害を経験したことがないから」を上げています。
 こうした行動を「正常性バイアス」と心理学では呼ぶそうです。
 「被害に巻き込まれることが予想される事態に直面しても、人は日常生活の延長上と認識してしまいがち。都合の悪い情報を見過ごすなど【自分だけは大丈夫】と思い込んでしまう傾向がある」(令和1年8月16日付産経新聞、東京女子大学の広瀬弘忠名誉教授)
 これについてもう一つ注目したいレポートがあります。(平成30年8月31日ウェザーニュース社発表)
 平成30年8月17日~20日にウェザーニュース社が調査したアンケートによると、過去、避難場所に避難したことが「ある」と回答した割合は全体で5%だった。各都道府県別でみると非難経験率は、1位熊本県、2位宮城県となっており、熊本地震、東日本大震災の経験がうかがえる結果となっています。

          ウェザーニュース社発表「減災2018」より

 災害が起きるたびに「今までこんな災害がここで起きたことはなかった」という声が聞かれます。それは災害の再来期間が一般的に人の一生よりも長いためです。そして以前の災害は忘れ去られているのです。ここで最初の話に戻りますが、治水事業の必要性は、西日本豪雨の被災地の方たちは痛切に感じられているでしょう。しかし、それは防災事業の進展と時間の経過とともにやがて薄れ、忘れ去られる可能性があります。
 人が生きていくうえで【忘れること】は相当に大事なことです。昔々の恨みつらみをすべて覚えていたら、生きにくくて仕方ありません。ただし、防災という面では、忘れることは大変に危険なことです。いかに災害の記憶を残していくのか、阪神地震や東日本大震災での記憶の伝承の重要性が強く訴えられているのもこうしたことがあるからです。


「世代」について

2019年08月21日

 求人について相談していると、いろいろな人たちから「今の高校生はね・・・」と教えられます。
 それによると今の高校生を含む若い人一般の傾向は、いわゆるゆとり教育を受けた「ゆとり世代」であり、その特徴として以下の特徴があるそうです。
・打たれ弱い、ストレスに弱い。
・会社の仕事よりプライベートが大事、やりがいの無い安定した職場を求めている。
・安定志向で真面目である。

 ふーむ・・・。
 ゆとり教育で競争の少ない環境で育ったため頑張れない、叱られることに慣れていないということらしいのですが、なるほどとは思うものの、ではどうしたらいいのだろう。当社でも来春入社が内定した人がいます。入社した人には長く勤め会社の戦力になってほしいと思うので、どう接すればいいのか、教育指導すればいいのか、調べてみました。
 ある会社のホームページで、まとめたものを見つけました。

【ゆとり世代の新入社員、部下との付き合い方】
①「世代」で括らない
 「ゆとり世代だから○○ができない」と世代のせいにするのでなく、まずは新入社員や部下に歩み寄ってほしい。
②感情的に怒らない
 どなったり、私怨の混じった叱り方をしない。ゆとり世代が何かミスをした際には、業務に必要な指摘を端的に伝えるよう心がける。
③仕事の意義を明確に伝える
 ゆとり世代の新入社員は、自分にとって意義を感じない仕事をしているとモチベーションが下がったり、その仕事を避けようとする傾向がある。仕事を任せるときには、「仕事の目的、意義」を明確に伝える必要がある。
④失敗することの大切さを教える
 なんでもそつなくこなしてきた真面目な新入社員は【失敗】をあまり経験していないことがある。早い段階で「失敗することは恥ではない、大切なこと」ということを伝え理解してもらうことが大事だ。耳にタコができるくらい「失敗することは恥ずかしいことではない」と教え込んでほしい。
⑤精神論や自分の意見を押し付けない
ゆとり世代は良くも悪くも合理的な考え方をする人が多いとされている。精神論や自分の意見を押し付けずに、相手のアイデアを求めるなど相互コミュニケーションを図ってほしい。

 なあんだ、みんな会社として当たり前にやるべきことではないですか。「ゆとり世代」に限らず、普通に社員、部下に接すべき態度であって、心配して損した気分です。とはいえ、こうした基本的なことがやられていない会社があるから、または会社としてはそうした考えがあっても、個々の上司ができていないことがあるから、こうした注意点が取り上げられているのでしょう。当社でも、こうした誰に対しても当然やらなければならないことを、改めて確認しておかなければならないと思います。
 思い返してみれば、私が若い頃も父親のような戦前生まれの人たちからは「戦後教育を受けた連中は根性がない」とか「自己中心的だ」などと言われました。また、団塊の世代(私より10歳ほど上の先輩たち)からは「おれたちのころは同級生が多くて競争が激しかったものだ。お前たちの年代は競争も少なくのんびりしすぎている」と批判されたものでした。
 もっとも、古代バビロニアの粘土板に「今どきの若いものはなっていない、嘆かわしい時代になったものだ」と書いてあったそうです(ガセネタという説もありますが)。「ゆとり世代」の若者も、きっとまっとうに成長し、先輩たちと同じように次の世代に接していってくれるのでしょう。


令和元年度安全衛生大会を実施しました

2019年08月21日

 8月9日、宮城野区中央市民センターにおいて、令和元年度の弊社安全衛生大会を開催しました。
 社員、協力会社あわせて約40人が参加し、1年間の安全衛生活動の取り組みと結果を総括し、これからの安全に対する方針を確認するとともに、事故ゼロへの決意を新たにしました。
 大会では弊社の元請会社である、株式会社東北開発コンサルタント様の調査部長加藤裕一様、同じく株式会社ダイヤコンサルタント様の取締役ジオエンジニアリング事業本部長吉村実義様、統括技術管理部長辻野敏文様のご参加をいただきました。加藤部長から「情報セキュリティについて」、辻野部長から「自動車事故防止のための安全講話」と題して、講話していただきました。
 事務局からは、人身事故、休業4日以上の労災事故は発生していないが、もらい事故を含む交通事故が5件、モノレール使用時の現場事故が3件発生したことが報告され、その原因の説明と、今後事故を起こさないための対策と取組について報告しました。
 役職員一同、人身事故はもちろん、すべての事故ゼロを目指して引き続き真剣に取り組んでいきます。

                代表挨拶を行う熊谷代表取締役

                真剣に聞き入る参加者の皆さん

        (株)東北開発コンサルタント 加藤部長による講話

        (株)ダイヤコンサルタント 辻野部長による講話

             安全推進委員会事務局からの活動報告


株式会社ダイヤコンサルタント様から表彰を受けました

2019年08月19日

 7月19日、株式会社ダイヤコンサルタント様から、東京本社で開かれた協力会において記念品とともに表彰状をいただきました。
「地質調査の実施にあたり安全かつ優秀なボーリング技術を持ってボーリング調査を担ってきた」ことに対する表彰でした。
 株式会社ダイヤコンサルタント様からは、弊社創業時以来約50年にわたってボーリング業務を発注していただいております。お互いにメンバーも変わりながらのお付き合いですが、変わらずに安全と高い品質の成果を目指してきたことへの評価と受け取っています。
 こうした姿勢を次世代に引き継いでいけるよう頑張っていきたいと考えております。